転職の面接対策を徹底解説!質問や回答例もご紹介【時間がない人は必見】

現在、転職活動中の方で「転職の面接対策をしたいけど時間がない」「転職する際の面接の流れや詳細を知りたい」という悩みを抱えている方は少なくないでしょう。

そこで今回は、転職の面接でよくある質問や回答例、重視されるポイントなどについてわかりやすくご紹介します。

この記事を読んで面接にのぞめば、忙しいビジネスマンでも希望の仕事に転職するための道筋が見えてくるでしょう。

 

転職の面接で必要な対策

転職の面接で必要な対策は、大きくわけて3つです。ここでは、面接対策について順を追って解説していきましょう。

面接までの準備

まずは、面接にのぞむ前の段階で必要な準備事項を確認します。事前にしっかりと準備し、安心して面接当日を迎えてください。

面接前の準備といっても難しい内容ではなく、社会人として基本的な事柄なので、落ち着いて確認していきましょう。

面接日程と場所の確認

面接日程を必ず確認してください。確認する際には、日にちだけでなく曜日も必ず確認して、確実性を高めましょう。

また、面接日が仕事と重なっている場合は事前に有給休暇の申請をしたり、休めるような仕事の段取りを進めたりしてください。

日程の確認ができたら、次におさえるべきは面接の場所です。「場所がわからない」「道を間違えた」などトラブル発生のおそれがあるため、当日は時間に余裕をもって、最低でも15〜20分前の行動を心がけましょう。可能であれば、事前に面接場所を訪れておくと確実です

面接当日に必要な持ち物の確認

面接時に必要な持ち物リストを作成して、忘れ物がないようにしてください。必要なものは、面接先が指定したものだけでなく、自分にとって必要なものも合わせてリストアップしましょう。

たとえば、自己PRのための成果物やデータ、面接時に伝えるべき内容や予想される問答などをまとめた資料などが考えられます。

面接当日の服装やマナーの確認

面接にふさわしい服装やマナーを確認してください。「髪型や身だしなみが適切か」「面接時の入退室マナーや言葉遣いに問題がないか」など、本番を想定してシミュレーションしておくと良いでしょう

面接を想定したシミュレーションをする際には、知人や友人に面接官の役割をお願いするのも実践的で良い方法なので、検討してみてください

面接の流れ

ここでは、面接当日の流れをご紹介します。流れを把握して頭の中で何度もイメージトレーニングをすれば、面接当日に慌てずに対応できるようになるでしょう。

面接時は面接官の目をしっかりと見据えて、元気よく、落ち着いたトーンで聞かれた内容に返答してください。

自己紹介・自己PRをする

最初は自己紹介や経歴について聞かれる場合が多いはずです。聞かれない場合でも、まずは自己紹介から入りましょう

自己紹介は長くなり過ぎないように、端的にまとめて伝えてください。具体的には以下4つのポイントを、時間にして2〜3分ほどでまとめて伝えてみましょう。

  • 面接の機会をいただいたことに対する感謝
  • これまでの職務経歴
  • 自分の強みやこれまでの成果
  • 転職先の仕事への意欲と貢献できる内容

自己紹介は第一印象を左右するので、落ち着いて自分の気持ちを伝えてください。

転職に至った理由を話す

転職に至った理由は、言い換えれば前職を辞めた理由につながるので、注意すべきポイントがあります。

ポジティブな理由で前職を辞めたのであれば、そのまま転職先に伝えてもかまいませんが、ネガティブな理由で辞めた場合は注意が必要です。採用の場で、批判的な方は良い印象につながらないため、前職(現職)を悪く言うのはNGになります

また、ネガティブな理由で退職したとしても、転職先には当てはまらないパターンであると伝えてください。

志望動機を話す

志望動機は人によってさまざまですが、転職先に貢献できて、且つ業務内容が自分のやりたいことでもあるという視点が大切です。

そのためには、転職先の企業理念の理解や、業務内容への強い関心がなくてはいけません。自分を雇用すれば、転職先にメリットがあると感じさせる志望動機が必要です。

業務内容や条件を確認する

次に、自分が希望している業務内容や労働条件を確認します。この際、転職先の求人ページを見ればわかるような内容に言及すると、必要事項を事前に確認していない応募者と思われてしまうおそれがあるため避けてください。

求人ページに記載のない内容や、自分が希望する内容などを確認すると良いでしょう。

逆質問する

逆質問とは、転職先から「何か聞きたいことはありますか」と質問されることを指します。

ここで「特にありません」と答えるのは得策ではありません。なぜなら、自分たちにそれほど興味のない応募者なのかもしれないと捉えられてしまうおそれがあるからです。

逆質問は自由に自己PRできる場なので、転職先へ熱意と前向きな姿勢を示す発言をしましょう

面接後のやり取り

面接後に、自己PRの一環としてお礼状やお礼メールを送る慣習が一部あります。ただし、採用の合否はあくまで採用試験の範囲で決められるため、必ずしも送る必要はありません。

また、転職希望先に一定以上の応募者数がいるのであれば、採用担当者の業務を煩雑にしてしまうおそれがあります。

しかし、「純粋に採用試験の機会をいただいた件についてお礼がしたい」「面接試験で上手く伝えられなかった内容を補足したい」などの理由がある場合は、送っても良いでしょう。

お礼状やお礼メールは、面接後に時間が経ってからでは気持ちが伝わりにくくなるため、なるべく早い段階で作成して送ってください。文面の内容にも十分に気を配り、誤字脱字や文法の誤用がないようにしましょう。

転職の面接で重視されるポイント

ここでは、転職の面接で重視されるポイントについてご紹介します。採用の可能性を上げるためには重要なポイントなので、しっかりとおさえましょう。

転職したい企業について興味を持つこと

転職する際には、給料や勤務時間、休暇日数などの労働条件を意識しがちですが、労働条件だけに着目するのはあまり得策ではありません。

企業はそれぞれ理念を掲げて日々の活動をしており、企業理念に賛同して、共に活動できる人を社員として求めています。

つまり、企業理念への興味と理解が転職の第一歩となります。転職希望の企業理念のどこに興味を持ったのか、関わってみたい事業は何か、自分が貢献できることは何かといった視点が必要です

面接時には、なぜその企業でなくてはいけないのかを面接官に熱心に伝えましょう。

転職後のキャリアを話せるようにしておくこと

面接時には、転職後に自分ができる仕事内容や、将来的な会社組織内でのキャリア形成のイメージを話せるようにしておいてください

転職先の企業で、自分が何にどのように貢献できるのか、面接官にわかるように言語化して伝えることが重要です。

転職の面接でよくある質問への回答例・NG例

転職の面接でよくある質問に対する回答例やNG例を事前に知っておくと、面接当日に落ち着いて対応できるようになります。

ここでは実際の事例をご紹介するので、ぜひ参考にしてください。

自己紹介・自己PR

質問1:自己紹介してください。

回答1:氏名・年齢・現職又は前職の紹介をします。

質問2:今までの仕事の経歴を教えてください。

回答2:今までの職務経歴を時系列で端的に伝えます。

質問3:前職、または現職での担当や成果などを教えてください。

回答3:前職での担当業務や成果など、ポジティブな事柄を伝えます。

NG例:自分の経歴に自信がある場合でも、過剰な自己アピールは避けましょう。面接官に高圧的な態度と受け取られるかもしれません。

転職理由

質問1:転職理由は何ですか?

回答1:論理的で前向きな理由を伝えます。

質問2:他に転職の理由はありますか?

回答2:補足があればですが、あくまで転職先にプラスになる人材であると伝えます。

NG例:ネガティブな理由はなるべく伝えないことがおすすめです。「企業理念に惹かれた」「サービスを実際に利用していて良い企業と感じた」など、前向きな転職理由を用意しておきましょう。

志望動機

質問1:志望動機を教えてください。

回答1:転職先の企業理念への共感や、自分が貢献できる内容を伝えます。

質問2:当社でなくてはいけない理由は何ですか?

回答2:他社との違いをあげて、その違いにコミットできる点を伝えます。

NG例:「転勤がないから」など、1つの条件に絞ることはやめましょう。なるべく前向きな志望動機を考えてください。

入社後にやりたいこと

質問1:入社後にやりたいことを教えてください。

回答1:転職希望先の事業内容や経営方針をおさえたうえで、率直に伝えます。

質問2:当社に貢献できる内容を教えてください。

回答2:今までの経験から、転職希望先で貢献できる内容を伝えます。

NG例:「3年働いたら別の会社に転勤したい」「必要なスキルを身につけたら独立したい」など、面接官を不安にさせるようなキャリアプランは伝えないようにしましょう。

逆質問

質問:当社に何か聞きたいことはありますか?

回答:自由に自己PRできるチャンスなので、積極的に質問して前向きな姿勢を示します。

NG例:転職したい業界が未経験な場合でも、「異業種からの転職でも大丈夫ですか」「能力が伸ばせる環境ですか」など、自信がない質問は避けましょう。転職の熱意を疑われる可能性があります。

転職の面接は時間がない人でも対策可能

転職の面接は、流れと重要なポイントをおさえれば、忙しいビジネスマンでも十分に対策が可能です。

今回の記事内容を簡単にまとめると、以下の通りです。

  • 面接前に必要な準備を進めておく
  • 転職希望先について興味を持ち、理念から把握する
  • 転職希望先でどのように貢献できるか整理する
  • 面接の問答予想をしておく
  • 面接官には明るく元気で前向きな姿勢を伝える
  • 逆質問の際には積極的に自己アピールする

転職を考えている、または転職活動している方は、上記を意識して前向きに転職活動に取り組み、採用を勝ち取ってください。

 

 

執筆者 野本一貴

フリーランスの英日翻訳者、Webライターとして活動中。得意なジャンルは投資、クレジットカード、インバウンドなど。丁寧な翻訳、わかりやすいライティングを心がけています。