リモートワーク向きの職種とは?リモートワークの現状と6つの職種をご紹介

新型コロナウイルスの影響により、リモートワークが急速に普及しました。リモートワークは人との接触を減らせるだけでなく、時間や場所を選ばない柔軟な働き方が可能です。

この記事を読んでいる方の中には、リモートワークができる職種に就きたいと考えている方も多いのではないでしょうか。

しかし、「リモートワークに向いている仕事の特徴は?」「具体的にどういう仕事があるの?」と疑問をもつ方もいるでしょう。

そこで今回は、リモートワークの現状を踏まえながら、リモートワークに向いている職種の特徴と具体的な職種をご紹介します。

 

リモートワークの現状

リモートワークとは、離れた場所でも業務が行える働き方を指しており、最近では自宅で業務をおこなったり、コワーキングスペースで業務を行ったりする方も増えています。

総務省では、リモートワークの推進をしているものの、導入までに至らない状況が続いていました。しかし、昨今猛威をふるっている新型コロナウイルスの影響もあり、リモートワークを導入する企業が一気に増えました。

厚生労働省が発表した「テレワークを巡る現状について」では、2020年5月に約1,000社の企業を対象としたリモートワークの現状を調査し、全体で67.3%が実施しているという結果が出ています。

2020年3月に同様のアンケートを実施したときには、全体で26%の実施率となっていたため、ここ最近で一気にリモートワークが普及したことが伺えます。

リモートワークに向いている仕事の2つの特徴

リモートワークに向いている仕事には、以下2つの特徴があると考えられます。

  • 物理的なやり取りが発生しない
  • 働く場所を選ばない

1.物理的なやり取りが発生しない

リモートワークでは大前提として、人と会わずに仕事を完結させる必要があります。そのため、直接会って物理的なもののやり取りや処理のやり取りを発生させないことが重要なのです。

たとえば、承認処理が必要な業務があったときに、上長などが印鑑を押さなければならない場合には、物理的なやり取りが発生するためリモートワークは難しいでしょう。

他にも、経理として通帳と印鑑を持って銀行の窓口に行く必要がある場合は、物理的にその場所へ向かわなければなりません。

こうした物理的なやり取りの発生を防ぐことは、リモートワークを導入するうえで避けられないでしょう。

2.働く場所を選ばない

リモートワークは、会社以外でも普段の業務を遂行できるのがポイントです。

普段の業務を実施するためには、必要な社内データを社外からでもアクセスできる設定をしたり、社内アプリケーションを自宅から利用できるようにしたり、社外からでもセキュリティを担保した環境を構築しなければなりません。

他にも、印鑑業務などの物理的なやり取りをオンラインで完結させるために、新たなシステムの導入が不可欠です。

最近では、こうしたシステムをクラウド上で構築するケースが多く、クラウドシステムによって社外からでもアクセスできるようにしている企業がよく見受けられます。

リモートワークが可能な職種を6つご紹介

リモートワークには、向いている職種と向いていない職種があります。ここでは、向いている職種の中でも6つ厳選してご紹介します。

  • Webライター
  • Webディレクター
  • デザイナー
  • システムエンジニア
  • 営業
  • 事務

1.Webライター

Webライターは、Web上に掲載するSEO記事の制作や、企業の採用広報などの記事を作成する職種です。

基本的には、納期までに執筆した記事を納品するため、リモートワークとの相性が良いでしょう。

また、インターネットに接続できる環境と、ファイルを共有する仕組みを構築していれば、すぐにでも実施可能です。

最近では、Googleが提供している「Googleドキュメント」や「Googleスプレッドシート」を利用したファイル共有が多いため、Googleのアカウントさえ所持していれば、今すぐにでもWebライティングの仕事ができます。

必要となるスキルは、主に日本語能力とSEOの知識の2つです。Webライターを目指している方は、自分が得意なジャンルの記事から着手し、少しずつSEOの知識を深めていくのが良いでしょう。

2.Webディレクター

Webディレクターは、オウンドメディアのマーケティングを検討したり、マーケティングに必要なSEO施策を行ったり、記事制作を外注に割り振って管理したりする職種です。

オウンドメディアの運営では、訪問するユーザー数を増加させるためにも、SEO対策やリスティング広告などを実施して集客することが重要です。

必要なスキルは、マーケティング全般の知識やマネジメントスキルです。特にSEO記事を外注する場合には、各ライターの進捗状況を管理していく必要があるため、マネジメントスキルが求められます。

3.デザイナー

デザイナーは、依頼に対する成果物を納品することで仕事が完了するため、リモートワークを取り入れやすい職種です。

ただし、デザインはクライアントのヒアリングを元に作成を進めるため、細かいニュアンスや特徴を聞き取らなければなりません。

その際は、Web会議を活用したり、会議場所が近ければ直接ヒアリングを行い、その後の作業をリモートワークで実施したりするのが効果的でしょう。

デザイナーとして活動するためには、デザインに関する知識や、Photoshopなどの専用アプリケーションを扱えるスキルが必要です。

4.システムエンジニア

システムエンジニアは、クライアントから依頼されたシステム案件を構築する職種です。

最近では、AWSやGCPといったクラウドコンピューティングシステムを活用したシステム構築が主流であるため、社外からのアクセスも容易になりました。

ただし、社外から接続するときには、セキュリティ対策を実施しておく必要があります。

また、企業によってはクラウド化を実施せず、自社内にサーバーをおくオンプレミスの場合もあるため、リモートワークが厳しい状況もあるでしょう。

システムエンジニアとして活動するためには、システム全般に関わる知識やプログラミング力が求められます。

5.営業

営業は、自社の製品やサービスの魅力を発信し、成約まで結びつけるのを目標とした職種です。

今までの営業は、顧客のもとに足しげく通うスタイルが一般的でした。しかし、最近ではオンラインを活用した営業方法が主流となり、顧客との商談もWeb会議を利用するパターンが増えています。

また、SNSやセミナーなどで自社の情報を発信し、興味をもった顧客に対してアプローチをする手段も活用されています。

営業に必要なスキルとしては、顧客のニーズを把握するためのコミュニケーション力や、自社の製品に対する知識です。

6.事務

事務は、主に「総務業務」と「経理業務」の2つに分かれます。

総務業務では、人事や年末調整の対応、社内のあらゆる調整事項を行います。経理業務では、社内経理に関する帳簿の作成や原価計算など、より専門的な業務を扱うでしょう。

どちらともリモートワークが可能な業務ではありますが、社内の機密情報を扱うため、セキュリティを意識した設計にする必要があります。

たとえば、人事情報や経理情報は社外に漏洩すると情報漏洩につながってしまうため、情報管理を徹底する必要があるのです。

事務に必要なスキルとしては、Office製品を扱えることや、経理に関する知識があげられます。

リモートワークのできる職種で自由な働き方を進めよう

今回は、リモートワークの現状を踏まえながら、リモートワークに向いている職種の特徴と具体的な職種をご紹介しました。

リモートワークは場所を選ばない自由な働き方ができるため、多くの企業で導入され始めています。しかし、セキュリティや社内規約の関係でなかなか導入が進まないケースも多いでしょう。

これからリモートワークができる職種に就きたい方は、今回紹介した職種を参考に、新たな仕事へのステップアップを考えてみてください。

 

 

執筆者 Yukki

Yukkiさんプロフィール大学卒業後、第一地銀、外資系コンサルに勤務し、現在はエンジニア業務をこなしながらライター業にも従事。取り扱うテーマは、これまで勤務経験のあるテクノロジー領域を中心に発信。これまでの専門性を活かした読者のみなさまに貢献できるような内容を積極的に取り上げていきたい。