エンジニア採用を成功させる秘訣とは?おすすめの手法やコツをご紹介

新しいテクノロジーの登場により、最近では多くの企業でエンジニア人材の確保が求められています。

しかし、エンジニア人材を募集してもなかなか集まらず、エンジニア採用に苦戦している企業も多いでしょう。

そこで今回は、エンジニア採用を成功させるための秘訣をご紹介します。

 

エンジニア採用の現状

現在は、エンジニア人材の不足により、多くの企業でエンジニア不足が叫ばれています。

経済産業省が平成30年に発表した「IT 人材需給に関する調査」によると、2030年時点で最大78.7万人のエンジニア人材が不足するといわれているのです。

特に、技術力を持ったエンジニアが不足するケースが多いため、優秀なエンジニアの確保は企業の今後を担うといっても過言ではありません。

したがって、システム開発をする企業以外でも、ITスキルを持った人材の獲得が求められているのです。

エンジニア採用を成功させるための手順

エンジニア採用を成功させるためには、以下の手順で進めると効果的です。

  1. 求める人物像の決定
  2. 求人情報の作成
  3. 求人情報の掲載

ステップ1:求める人物像の決定

採用において重要になるのが、求める人物像となる「ペルソナ」の決定です。

ペルソナは、求める人物像のことを指しており、実在する人物像をペルソナとして設定するのも良いでしょう。ペルソナの情報は細かく設定することで、自社にふさわしい人物かどうかの見極めが正確にできます。

たとえば、以下のような情報を一つずつ細かく設定するのがおすすめです。

  • エンジニア歴が何年くらいか
  • 使えるプログラミング言語はどれか
  • ツールなどの利用はできるか
  • プロジェクトへの参画経験はあるか
  • どの業界を得意としているか

ペルソナを設定するときには、人事採用の担当者だけで設定するのではなく、現場で活躍するエンジニアに話を聞くことで、質の良いペルソナ設定ができるでしょう。

ステップ2:求人情報の作成

求める人物像が明確化した後は、募集するための求人情報を作成します。求人情報は求職者が最初に目を通すため、求人情報次第で応募者の人数が決まるといっても過言ではありません。

応募数が多い求人情報は、詳細な情報が記入してあり、入社して働いている姿が想像できるという特徴があります。

詳細な情報を記入していない場合、入社して何が達成できるのか、自分が興味のある仕事を経験できるのか、今のスキルを活かせるのかがわかりません。

ステップ1で設定したペルソナをもとに作成することで、イメージしやすい求人情報を実現できるでしょう。

ステップ3:求人情報の掲載

求人情報の作成後は、作成した求人情報を掲載します。

掲載時には、どの媒体を選ぶのかが重要です。掲載媒体によって特徴が異なるため、自社の求人情報にマッチした媒体の選出が必須でしょう。

たとえば、エンジニアに特化している「dodaエンジニアIT」「paiza転職」「レバテックキャリア」などの媒体を利用することで、エンジニア人材の目に留まりやすくなります。

他にも、業務委託や副業人材の採用を目的としている場合は、「プロの副業」「シューマツワーカー」「WorkAny」への掲載もおすすめです。

効果的な採用媒体を選出し、多くの人に見られる求人情報の掲載を目指しましょう。

エンジニア採用を成功させるためのコツ5選

エンジニア採用を成功させるためには、闇雲に進めるだけでは難しいでしょう。成功させるためのコツとしては、以下のものが考えられます。

  • 現場を巻き込む
  • リファラル採用の強化
  • 人間性の重視
  • 入社後のフォローの徹底
  • 採用広報の強化

1.現場を巻き込む

現場の巻き込みは、エンジニア採用を成功させるうえで最も重要なコツです。

現場のエンジニアが採用に関わることで、採用した人物とのミスマッチを防げるだけではなく、エンジニア自身が主体的に動くため、現場のエンジニアの成長にもつながります。

一緒に働くエンジニア自身が関わるタイミングや範囲としては、最初に行うペルソナ設定から、面接や採用判断まで一貫して関わるのが良いでしょう。

ペルソナ設定時には、プログラミング言語や使用ツールなどを詳しく把握しているエンジニアが関わることで、求職者をイメージしやすい求人情報作りができます。

また、採用したい人物像に近いエンジニアが社内にいれば、その方をペルソナとして設定しても良いでしょう。

面接時には、一般的に聞かれる志望動機や自己PRなどを人事担当者に任せ、技術的な部分のヒアリングを現場のエンジニアに任せるのがおすすめです。

現場のエンジニアが面接に参加することで、書面だけでは測れないエンジニアのスキルを見抜けるため、採用人物選定時の正しい判断が可能になります。

2.リファラル採用の強化

リファラル採用とは、社内の人間の紹介で採用活動を行うことです。

リファラル採用は、求人媒体への掲載が不要で、確かな技術力を持った人材採用につながりやすいのが特徴です。

社内に優秀なエンジニアが揃っている場合、紹介で入社する人物も優秀である可能性が高いため、安心して採用に踏み切れるでしょう。

リファラル採用を効率的に進めるためには、紹介した人物に紹介金を付与するなどメリットを享受することで、リファラル採用を積極的に活用するのがおすすめです。

3.人間性の重視

エンジニア採用では、扱えるプログラム言語やプロジェクトの経験、利用してきたツールなどのスキルに目がいきがちです。

しかし、それ以上に重要になるのが、エンジニアとして活躍できる人間性であるかどうかです。

エンジニアはチームを組んでシステムを開発していくことが多いため、どれだけスキルが高かったとしても、人間性に問題があれば効率的な開発を実現できません。

したがって、相手に物事を伝えるコミュニケーション能力が高いのか、自分自身で課題を見つけて解決できる自走力があるのか、常に疑問をもって働いているのかなどの見極めが重要です。

4.入社後のフォローの徹底

エンジニア採用は、新卒採用と中途採用のどちらかに分かれます。

新卒採用の場合は、企業によって何人かまとめて採用をするため、同期の間で仲が深まりやすく、企業への帰属意識も高まるでしょう。

一方で、中途採用の場合は単発の採用となるケースが多いため、入社しても孤独感を感じて退職してしまうことも考えられます。

そこで、入社後に定期的な面談や、社員との交流ができる場を設けるなどの取り組みをすることで、中途採用者の帰属意識を高めて、退職する可能性を減らせるでしょう。

5.採用広報の強化

採用広報とは、エンジニア採用に向けて、企業のイメージ向上につながる活動をしていくことです。

たとえば、セミナーを開催したり、技術ブログで発信を行ったり、SNSで定期的にテクノロジーの情報を発信したりするなどの活動です。

こうした活動を定期的に行うことで、「あの企業は技術的な発信をしているし、入社したらいろんな知識が身につけられそうだな」など、企業イメージの向上につながり、応募も増加しやすいでしょう。

現場のエンジニアを巻き込んで採用活動を進めよう

今回は、エンジニア採用を成功させるための手順やコツをご紹介しました。

優秀なエンジニアの採用は、企業の事業拡大にもつながるため、できるだけ多くの人材を確保したいものです。

しかし、今まで通りの採用活動をしていても、優秀なエンジニアの獲得にはつながらないでしょう。

そこで、今回ご紹介した手順やコツを参考に、エンジニアの採用活動を進めてみてはいかがでしょうか。

 

 

執筆者 Yukki

Yukkiさんプロフィール大学卒業後、第一地銀、外資系コンサルに勤務し、現在はエンジニア業務をこなしながらライター業にも従事。取り扱うテーマは、これまで勤務経験のあるテクノロジー領域を中心に発信。これまでの専門性を活かした読者のみなさまに貢献できるような内容を積極的に取り上げていきたい。